メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)とは?
MUD(Media Universal Design)とは、すべての人に正しく情報を伝えるために、「読みやすい・見やすい・伝わりやすい」デザインを工夫する手法です。
さまざまな情報が健常者だけでなく、高齢者や障がい者(弱視・色覚障がいなど)、外国人やこどもなどにも、全ての人たちに正しく情報を伝えるために、情報発信者やデザイン・制作者がメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)を実践し、配慮を行うことで、より多くの方々にもわかりやすく情報が伝わる安全な社会を目指しています。
メディア・ユニバーサル・デザインの必要性
01 持続可能な社会のために
2024年4月より、障害者差別解消法が改正され、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。
ダイバーシティ・ジェンダー・インクルーシブといった社会課題にも合理的配慮が不可欠となる中、誰もが情報を正確に受け取ることができる「情報保障」とともに、持続可能な社会づくりに貢献するCSRやSDGsの実現にメディア・ユニバーサル・デザイン(M U D)が貢献しています。
02 SDGsの17の目標
「情報保障」の観点で6つの目標で適合
03 MUDの5原則
アクセシビリティ…「接近容易性」
ユーザビリティ…「使いやすさ」
リテラシー…「読めて理解できる」
デザイン…「情緒に訴える」
サステナビリティ…「持続可能性を満たす品質であること」
04 人口の半数に配慮が必要
近年、現代社会は急速に変化しており、多様な人々に理解しやすいデザインの重要性が高まっています。日本では、高齢化や障がい者の社会進出、外国人労働者の増加といった要因により、従来の一律な情報提供では対応しきれない状況も生まれています。
情報伝達分野で配慮が必要な対象としては、高齢者や障がい者(弱視・色覚障がいなど)、外国人(在日・訪日観光客)や子どもが対象となり、およそ人口の半数に配慮が必要となります。
また、人間は、日常生活において80%以上の情報を視覚から得ていると言われています。しかし、発信される情報の中には、文字の大きさやフォント、色使いなどに配慮していないものも多く、「見にくい」、「分かりにくい」と日常生活で多々感じることがあると思います。
現在、視覚に不自由を感じていない場合でも、加齢による視力や色の識別能力低下を避けることはできないため、「読みやすい・見やすい・伝わりやすい」情報提供は、誰にとっても重要です。
より多くの人に「読める」「わかる」情報を発信することが、弊社の社会的役割であることを意識し、さらなる利便性向上に向けてメディア・ユニバーサルデザインに取り組んでまいります。
色の見え方の違い
01 高齢者の見え方
個人差がありますが、40代から白内障になる人が増え、80・90代ではほとんどの人に白内障の症状が現れるといいます。
【白内障の見え方/目の前に霧がかかったような見え方になる(右の画像)】
02 色覚障がいの見え方
色覚障がいとは、特定範囲の色の見え方が一般色覚者と異なり、色の差を感じにくくなることです。
そのため、色の組み合わせによっては識別することが難しくなることがあります。
【見え方の例/一般色覚者の見え方(左)→2色型 第二色覚障がいの見え方(右)】
03 通常フォントとUDフォントの見え方の違い
UD (ユニバーサルデザイン)フォントで読みやすく。
【細かい文字も高齢になると読みづらくなってくる(右上)→ユニバーサルデザインのフォントで解決(右下)】
MUD製品実績紹介「ココペリ×チューエツ卓上アートカレンダー」
ココペリカレンダーカタログ(PDF)
メディア・ユニバーサル・デザインアドバイザー
当社には、メディア・ユニバーサルデザイン教育検定(MUD検定)に合格した、メディアユニバーサルデザイン・アドバイザーの資格取得者が在籍しています。
印刷製品づくりにおいて、メディア・ユニバーサルデザインの考えに基づいて、情報をわかりやすく伝えるために、文字の大きさや書体、色使いなどを工夫し、誰もが使いやすく、見やすいデザイン提案を行います。
チューエツは、年齢・性別・障がい・文化の違いなどにも関わらず、より多くの方々にわかりやすく情報が伝わるよう、多様性に配慮したMUDデザイン提案を通じて、社会に貢献できるよう今後も取り組んでまいります。
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